【健瀧ゼミナール 053】日本巡礼と日本の心旅「伝統文化と人情が通う町」
昨日は奈良県五條で、噂に聞いた伝統文化と心の町に行きました。
そしてある焼きそばのお店で、本当に話に聞いたようにスーパーシンクロがいつものように起きます。 もうスーパーシンクロの言葉は軽すぎるように聞こえます。これは言霊と呼んだ方が日本の気候風土や文化にあっていますね。 そのお店の帰りに年配の女将さんが、「五条は自然ばかりで里山の竹やぶから取って来たばかりの竹の子を、良かったら持って帰りませんか」と、遠慮気味に情感が漂う優しいお声私に語られ、 私は「本当によろしいですか」と、言葉を返せば、 女将さんは「どうぞ、どうぞ」と言われ、厨房に行かれ竹の子を綺麗なナイロン袋に入れられ、その袋の下に大型のドライアイスを下に敷き、それが入るぐらいの少し大きめのナイロン袋にいれ、また丁寧にナイロン袋をくくられて渡されました。 そのしぐさはまさに気取りもなく、優しくおも手なされました。 私は只々この言霊現象と、噂に聞いた五条の心の文化は本当に健在と、女将さんのお心を尊き感じる次第であります。 帰りの挨拶に、「お元気で」と只言うばかりでした。 この五条に今日はとまりました。 また、ここの旅館の年配の女将さんも、取ってつけたものは無く、本当に只々自然に持てなされ、この現代の雑多で目まぐるしい世界を離脱して、まるで別世界の人情の通う昭和の時代の田舎に時空をタイムスリップして来たような風景と人達でばかりです。 町並みも江戸から明治大正の古民家がずらりと並んでいます。