【健瀧ゼミナール 015】出雲の国から

もしあなたが、 自然や環境の破壊、世界の隔った貧困、民族・宗教紛争、 テクノロジーの暴走、グローバリゼーションの不条理、 並べれば果てしない時代の危機から目をそらさず、
「これは何故なのか」 「いったいどうすればいいのか」
といった深い不安をともなった、疑問を抱いているなら、 是非、私の話や書くことを紐解いて頂きたい。
また、この世界を物質の集まりに過ぎないと考えるならば、
人間が生きる意味も人類が存在する意義も見出すことは難しい。

しかし、人間の生命も心の働きも、 実は、大自然の一部や大宇宙そのものの一部である。
命や心を含む、真の宇宙の構造と時間に、 人間の歴史を重ね合わせてみれば、
そのとき初めて、我々は 自分の存在する意味を見出だすことができる。
そうして初めて我々は、 真に希望ある未来への展望の扉を開くことができるのであろう。
